Tracer Bullet

プロトタイプは、あくまでも試作品であり、実際の開発では使いません。自動車の開発で使う粘土で作るモデルのアナロジーです。
一方、方式やプロセスの検証のために、実際に先行チームで小さな規模のシステムを作ってみて、その後の開発でも使うものを、「スパニングアプリケーション」「スパイク」「Tracer Bullet」などと呼びます(微妙に意味あいが異なります)。こちらの方は多様な世代・文化で共通な呼び名がなく不便します。PragmaticProgrammerファンとしては、Tracer Bulletを広めたいものです。