XPlanner導入のススメ

手書きのタスクカードやストーリーカードがXPのよさなので、XPlannerなんて、せっかくのアジリティが損なわれてしまうではないか、と思い使わずにいました。しかし、ひょんなことから使い始めてみると、これが全然大変ではないんですね。

開発者がその日の作業に打ち込めるように、基本的にトラッカ役がXPlanner係を努めるという工夫をしています。

  • トラッカ(日直と呼んでいます)は、日替りで当日のトラッカが翌日のトラッカを指名する。
  • トラッカが朝のStand-upミーティングのファシリテータを行う。
  • トラッカはXPlannerのタスク一覧をA3サイズで印刷し、同サイズのボードにクリッピングし、Stand-upミーティングに持ち込む。
  • 追加になったタスクや見積変更を、Stand-upミーティング終了後、トラッカがXPlannerに反映する。
  • トラッカが定時間際に、各開発者の進捗度合(実績時間)を聞いてまわり、XPlannerに入力する。

これだけで、バーンダウンチャート(毎日0:00にしか更新されませんが...orz)やチーム全体の残り時間が見えるようになって、期待以上にプロジェクトがチームとして機能するようになりました。