デキル奴ほど儲かる仕組み

「個人的にお金くれれば、いくらでも実装してやるよ」
というのはデスマ・プロジェクトでよく飛び交う発言ですが、これを本当にやってみたいと思うのです。

まず、プロジェクトマネージャは、プロジェクトのタスクを分解し、プロジェクトの予算を勘案しながら、個々のタスクに値付けします。これは、実際にタスクをこなし、成果をあげた際に各人に支払われる金額にして、プロジェクトメンバのやる気を引き起こすことを狙います。タスクには実装から顧客との折衝事までさまざまあるでしょう。ここがプロジェクトマネージャの腕の見せ所で絶妙な価格設定をするのです。

プロジェクトメンバは、それに対してタスクを引き取ります。何もしなければ、給料0円になるので積極的になります。お得なタスクであれば、多数の人が引き受けたいと申し出ることが予想されます。その場合、値付けされた価格からリバース・オークションして最安値で入札した人にタスクがアサインされます。

働けば働くほど儲かる仕組みです。これならば、給料泥棒もいなくなり、デキル奴に適正な報酬が支払われることになります。直属の上司の評価だけに依存したうさん臭い給与査定なんかも不要です。


こんな会社つくれないかなぁ...