SeleniumとFIT

テストケースをHTML表で書き、それが実行されるという点では両者共通しています。
SeleniumはFITと比べて、Fixtureを書く必要がなくお手軽です。テストケースを書くと、直ちにテスト対象のWebアプリケーションが自動的に動き出す様は、直観的に理解しやすくまた感動すら覚えます。


Seleniumのデメリットは、ここで論じられていますが、あくまでもブラウザからのテストを自動化したものなので、バックエンドの処理(DBに正しい値が登録されたか)はテストできないという点です。


しかし、これは工夫次第では克服可能です。バックエンドの処理結果を覗くWebアプリケーションを使えばよいのです。例えば、DBのテストならばOracle Toolのようなものを使えばよいし、メールが送信されたことのテストならば、Gmail等のWebメールを使ってテストを書けます。


まぁ、GUIレベルのテストでそこまで自動化して、コストメリットがあるかは微妙なところですけれど。