ドイツ終戦記念日

アドルフに告ぐ(1) (手塚治虫漫画全集)
今日はドイツの終戦記念日です。ということで、手塚治虫先生の「アドルフに告ぐ」を3時間かけて一気読みしました。想像力に乏しい私にとっては、マンガは小説より奇なり、正義の主張しあいで戦争に突入していく愚かさが、ヒリヒリ伝わってきます。連載マンガでこれだけの伏線を張りながら、3人のアドルフの物語がザッピングするストーリーには、ただ唸るのみです。

ハーケンクロイツを捨て、法律でナチス負の遺産を禁じてきたドイツの戦後処理と比較して、「日の丸」も「君が代」も捨てない日本にアジア諸国は食い足りなさを感じるのでしょうね。